「私たちのまちの庚申塔(動画)」を公開しました

更新日:2024年07月23日

庚申塔(こうしんとう)は、古来中国から伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことをいいます。

人の体内にいつも主人の早死を望む三尸(サンシ)と呼ばれる虫がいて、庚申の夜、人がねむっている間に体内から抜け出して天に昇り、天帝にその人の罪禍を上告し、その重軽によって死期を早めるという説があります。

そのため、庚申の夜は三尸が体から抜け出していかないように眠らずに一夜を過ごすようになったといわれています。

そして、その庚申講も3年続けると三尸は封じ込められるとされ、その記念として庚申塔を建てたのです。

この動画では、川根本町に現存する38基の庚申塔を紹介しています。

ぜひ足を運んでみてください。

 

【制 作】川根本町教育委員会社会教育課 資料館やまびこ

【写真・文】資料館やまびこ 鈴木正文

 

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