熱中症に注意しましょう

更新日:2023年07月20日

熱中症は予防が大切です

熱中症は気温などの環境条件だけではなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。

気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていないときは注意が必要です。

熱中症の主な症状

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう。

軽度・・・めまい、たちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない

中度・・・頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感

重度・・・意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない、走れない

熱中症を予防するには

住まいの工夫

  1. 風通しを利用する・・・玄関に網戸、向き合う窓を開ける
  2. 窓から射し込む日光を遮る・・・ブラインドやすだれを垂らす、緑のカーテン、日射遮断フィルム
  3. 空調設備を利用する・・・我慢せずに冷房を入れる、扇風機も利用する
  4. 気化熱を利用する・・・夕方に打ち水をする
  5. 外部の熱を断熱する・・・反射率の高い素材を使った屋根、屋根裏の換気口

服装の工夫

  1. ゆったりした服装にする
  2. 襟元をゆるめて通気する
  3. 吸汗、速乾素材や軽・涼スーツ等を活用する
  4. 炎天下では、黒色系の素材を避ける
  5. 日傘や帽子を使う(帽子は時々はずして、汗の蒸発を促しましょう)

こまめな水分補給

  1. のどが渇く前に水分補給
  2. アルコールは水分補給にはならない・・・尿の量が増え、体内の水分を排泄してしまう
  3. 1日あたり1.2リットルの水分補給
  4. 起床時、入浴前後に水分を補給
  5. 大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに

熱中症になったときには

意識がある、反応が正常な時

  1. 涼しい場所へ避難させる
  2. 衣服を脱がせ、体を冷やす
  3. 水分・塩分を補給する

ただし、水を自力で飲めない、または症状が改善しない場合は直ちに救急隊を要請しましょう。

意識がない、反応がおかしい時

  1. 救急隊の要請をする
  2. 涼しい場所へ避難させる
  3. 衣服を脱がせ、体を冷やす
  4. 医療機関に搬送する

倒れた時の状況がわかる人が医療機関に同行しましょう。

熱中症予防参考資料

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