たばこ対策について

更新日:2024年05月09日

喫煙

たばこの煙には、依存性のあるニコチンをはじめ、タール、一酸化炭素、アンモニアなど判明しているだけで200種類以上の有害物質が含まれており、そのうち50種類以上が発がん性物質です。これらの有害物質は主に肺胞から吸収されますが、口腔や気道、胃、腸管からも吸収され、全身の臓器に影響されます。

受動喫煙

人が他人の喫煙により発生したたばこの煙を吸わされることです。たばこの煙には、発がん性質やニコチン、一酸化炭素など有害物質が多く含まれます。これらの有害物質は喫煙者が吸う「主流煙」よりたばこの先から出る「副流煙」に多く含まれます。副流煙は燃焼温度が低い煙のため、有害物質の多くが分解されず、含まれており、さまざまな害を及ぼします。

受動喫煙は、乳幼児突然死症候群、子どもの呼吸器疾患や喘息、大人の脳卒中、肺がん、虚血性心疾患などのリスクがあります。

受動喫煙防止について

受動喫煙による健康影響を防ぐため取組があります。

  1. 望まない受動喫煙をなくそう
  2. 受動喫煙による健康への影響が大きい子ども、患者などに特に配慮する
  3. 施設の種類や場所にあった対策を実施する

具体的な防止として

  • 歩きたばこをやめること
  • 人通りの多い場所での喫煙をやめること
  • 自宅での喫煙場所の見直す
  • 吸い殻はポイ捨てせず灰皿に捨てること

世界禁煙デー、禁煙週間

世界禁煙デー

世界保健機構(WHO)が「たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となること」を目指し1989年から毎年5月31を『世界禁煙デー』と定めています。

禁煙週間

厚生労働省が、1992年から世界喫煙デーに始まる1週間(5月31日~6月6日)を『禁煙週間』として定めています。

参考

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