川根本町まちづくり基本条例の手引き

2013年4月4日発行
第1次川根本町総合計画が目指す町の将来像の具現化のため、これまで長期間に渡り議論されてきた「川根本町まちづくり基本条例」が平成24年度6月議会にて議決され、2012年7月1日から施行されました。
川根本町まちづくり基本条例は、2009年11月18日に「川根本町まちづくり基本条例策定委員会」が設置され、広報紙、ホームページ、まちづくり基本条例だより及びパブリックコメントにおいて町民の皆さんのご意見を聞きながら、22回にも及ぶ検討を重ねて策定されました。
条例では、まちづくりの基本原則として、「情報共有」「参加」「協働」「自然との共生」「まちの価値創造」を掲げています。情報を共有するほか、積極的な参加や協力し合うことは、まちづくりを推進していく為には不可欠なことであり、また自然との共生を常に意識するとともに、もてなしやいたわり等を「形の無いまちの価値」であるとして、心地よいまちづくりを目指していくことを原則としています。
そして、基本原則の具現化のため、町民の皆さん、議会及び町のそれぞれの権利や責務を掲載する他、住民投票制度、国等との連携、条例の実効性を高める仕組み等が盛り込まれています。
今後、町民と議会及び町がともに学び合い、協力しながら町民主体のまちづくりに皆で取り組んでいくために、本条例を活用していただきたいと思います。
そして町では、この条例を町民のみなさまに広く知っていただくために、まちづくり基本条例の手引きを作成しました。
手引きでは、「条例にはどのようなことが書かれているのか。」「どうしてこのような条例が必要になったのか。」「この条例を作ることによって何が変わるのか。」などを記載するとともに、前文及び全ての条文には解説文を設けることによって日頃から条例等に触れる機会のない町民の皆さんにも極力理解していただけるよう心掛けました。
また、挿絵は当町崎平出身の画家である前澤妙子さんに依頼し、この手引きのためだけに制作していただきました。
この挿絵は、「水と森の番人が創る癒しの里 川根本町」という、当町の将来像をイメージして描かれており、この町に住んでいた当時のご自身の思い出や、町の光景等をイメージしながら製作したそうです。
雲が出て、雨が降り、森を潤し、川が生まれる。そして、守り神のような者たちに囲まれながら、自然や植物の恩恵の中で温かな光が射している場所。その様なイメージと当町を重ね合わせて挿絵は描かれました。
町民の皆さんにとって、基本条例と描かれた挿絵がひとつになった「まちづくり基本条例の手引き」が、まちづくりを進めるための「大切な手引き」となるよう心より願っています。
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更新日:2017年03月29日