地名の平 案山子コンテスト
川根本町地名地区では2年に一度9月末から10月末日まで地元主催の「地名の平(じなのたいら)案山子(かかし)コンテスト」を開催しています。
この催しは、川根本町地名地区の住民が、秋の豊作に感謝し、地名区民のふれ合いと助け合い、そして健康に良いとされる笑いを目的として2007年から開催しているものです。
趣向を凝らした手作りの案山子は、水田の中央水路沿いにずらっと並びます。
地区の各班や個人から出品される案山子は毎年15~20体。作品はその年の話題や流行を取り入れたものが多く、どれも個性的でユニークな力作ばかりです。
期間中、区民及び見学者による投票を実施し、豊作賞、大笑い賞、アイデア賞、微笑み賞などの各賞を発表し表彰します。
一面の稲穂の光景は、秋ならではのもの。
地名の平の稲刈りは9月末から10月上旬にかけて行われます。
ぜひ、地名地区で実りの秋を感じてください。
〔レポート:服部了士〕
「地名の平案山子コンテスト」について
秋の豊作に感謝し、地名区民のふれ合いと助け合い、そして健康に良いとされる笑いを目的として「地名の平(たいら)案山子コンテスト」を実施します。
この企画は、「地域生涯学習活動」の一環として昨年から実施し今年で2回目になります。
タイトルの『地名の平』(じなのたいら)は、毎年1月15日に昭和の初期頃まで阿弥陀堂で執り行われていたといわれる火踊りの歌の文句からとりました。
『地名の平の女芋、一本百八、子をつけた・・・』
昔、生活が苦しい頃、地名の集落は女庄屋の活躍によって救われたという言い伝えがあります。この歌から区民が争わず、仲良く暮らすようにという先人の教えであるという解釈で、地名区の事業には「地名の平」をつけてあります。
この水田への用水を引くために、地域住民が協力して阿弥陀堂のある山の中腹を開削して用水路を作った記録があり、用水路は現在も機能しています。
(地名区長の計画書より抜粋)
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更新日:2017年03月29日