薬害に関する周知・啓発について
薬害とは
薬害とは、医薬品などが原因となって生じる健康被害のうち、医薬品の安全性を確保するために必要な仕組みや対応が十分に機能しなかったことなどにより、広範な被害につながったものをいいます。
これまで国内では、サリドマイドによる胎児の障害、キノホルム製剤によるスモン、HIVやC型肝炎ウイルスに感染した血液製剤による被害など、さまざまな薬害が発生しています。
薬害の中には、医薬品そのものの問題だけでなく、製造・販売、医療現場での使用、国による規制や安全対策など、複数の要因が関係して発生したものがあります。
薬害について知ることは、過去の被害を振り返るだけでなく、医薬品を安全に使用することや、同様の被害を繰り返さないために社会全体でどのような取組が必要なのかを考えることにもつながります。
薬害について学んでみませんか
厚生労働省では、薬害の実態や被害を受けた方々の声、薬害が発生した背景などを学ぶための教材「薬害を学ぼう」を公開しています。
教材では、薬害の歴史や代表的な薬害事例のほか、医薬品の安全を守るために関係するさまざまな立場の役割や、薬害の再発を防ぐために私たちにできることなどが紹介されています。
薬害について正しく知り、医薬品との関わり方や安全を守るための社会の仕組みについて考えるきっかけとして、ぜひご活用ください。
更新日:2026年09月30日