大村朱澄選手ロンドンオリンピック壮行会(2012年)
7月16日、川根本町文化会館において、ロンドンオリンピック・カヌー競技に出場する大村朱澄(あすみ)選手(川根本町田代出身・川根高校卒・早稲田大学)の壮行会が開かれました。
会場は超満員。町民およそ300人以上が詰め掛け、大村朱澄さんにエールを送りました。
壮行会は、終始、地元ならではのアットホームな雰囲気でした。
大村朱澄さんの後輩たち、桜保育園、南小学校(現本川根小学校)、本川根中学校、川根高校からのプレゼント贈呈や応援、祖父 大村道久さんから花束贈呈など、大村朱澄さんとゆかりのある趣向を凝らした演出が続きました。
会場は、客席の間を歩く大村朱澄さんにハイタッチや握手をしたり激励するなど、小さいころから朱澄さんを知る人たちによるとても温かい雰囲気で、かつて赤石太鼓ジュニアチームに所属していた大村朱澄さん自身が太鼓を演奏する場面も見られました。
佐藤公敏町長は「小さいころから接岨湖で練習に励む大村朱澄さんを見てきました。見事、夢を現実のものとしました。川根本町の誇りです。町民一丸となって応援しますので、頑張ってください」と激励しました。
大村朱澄さんは「こんなに大勢の方が集まっていただけると思っていなかったので、入場した時にとてもびっくりし、うれしい気持ちで感激しました。今日は本当にありがとうございます。
会場内で多くの方から励ましの言葉や握手をしていただき、パワーをもらいました。私にはこんなにも多くの応援してくれる方、力をくれる方がいると言うことを改めて強く思いました。
カヌーを始めて今年で15年目です。ここまでカヌーを続けられたのも、オリンピック出場という小学生からの夢を一つ叶えることができたのも、家族の支えはもちろんですが、やはり、川根本町民の皆さんの温かい応援があったからです。本当に私は幸せ者だと思っています。
オリンピック出場を果たし、次の目標はオリンピックの舞台で決勝に上がること、そして、メダルを獲得することです。
オリンピック本番まで残りわずかです。日々大切にし、本番では万全のコンディションで、今持っているすべての力を発揮できるよう頑張ります」と健闘を誓いました。
大村選手は壮行会後の記者会見で、女子カヤックシングル500メートルがペア500メートルの予選の日程と重なったため、出場種目をカヤックペア500メートルに絞ったことを報告しました。
〔レポート:服部了士〕
大村朱澄(おおむらあすみ)プロフィル
平成元年11月11日生。本町田代出身。川根高校卒業後、早稲田大学に入学し現在休学中。平成15年に結成された本川根カヌーレーシングチームに小学2年生から所属。中学時代は全国中学生大会で2年連続優勝。高校時代は国体に県代表として出場し2連覇。ほか全国高校総体を含む全ての大会で優勝を飾る活躍。第16回アジア競技大会カヌー競技では銀・銅メダルを獲得。ロンドンオリンピック・カヌー競技日本代表。
大村朱澄選手ロンドンオリンピック競技日程
- 8月7日(火曜日)
現地時間10時28分(日本時間18時28分)スプリント女子カヤックペア500m予選
現地時間11時30分(日本時間19時30分)スプリント女子カヤックペア500m準決勝
- 8月9日(木曜日)
現地時間10時35分(日本時間18時35分)スプリント女子カヤックペア500m決勝
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更新日:2017年03月29日