ハイキングにあたっての注意事項

更新日:2017年08月07日

川根本町には毎年多くの方がハイキングに訪れます。
しかし、事故も多く報告されていますので、安全に楽しく歩くために以下のことにご注意ください。

行程

  • 時間的に無理なスケジュールは立てないようにしてください。
  • 出発の前、あらかじめ行き先ルート・パーティーのメンバーの名前や連絡先・スケジュールなど家族や関係者に知らせておきましょう。
  • 天気が悪いときはあきらめ、次の機会を待ちましょう。
  • 山歩きは、最低2人以上のグループで行動しましょう。
  • 歩く前には、軽い体操や身体をほぐし、歩く速度はグループの人達の歩くペースに合わせましょう。

装備

  • 服装は軽くて丈夫なものを。できるだけ肌を露出しないように、帽子と手袋も必要です。
  • 雨具や下着・靴下など着替えも必要です。特に雨具は、晴れていても必ず持っていきましょう。
  • できるだけ軽登山靴以上の靴を選んでください。
  • 両手がいつでも使えるよう、荷物はリュックやディバック等に詰めて背負うようにしましょう。

食料

  • おにぎりや飲み物のほか、予備のチョコレートなどカロリーの高い食品を用意しましょう。
  • 安全が確認されている水場以外では、生水を飲まないように心がけてください。

地図とコンパスは必需品

  • 身近なハイキングコースでも、道に迷う人がいます。事前にコースを十分に調べるとともに、地図や方位磁石(コンパス)を忘れずにもっていきましょう。集団での登山・ハイキングの場合、前の人とはぐれて道に迷って遭難する事故が時々発生しています。どんなときにもグループが離ればなれにならないよう、グループの先頭と最後尾は必ず指導者が歩くことです。

天候・気象条件には十分に注意

  • 山の天候は高度によって大きく変わります。概ね100メートル高くなるごとに気温が0.6度下がります。したがって、2000メートルの高山では、平地より10度以上も気温が下がります。朝夕や、天候が悪いときには真夏でも防寒具が必要になります。

発生しやすいケガ

  • ハイキングで発生しやすいケガは、捻挫や転倒による打撲や骨折、虫さされなどがあげられます。このほかに滑落や転落など、大ケガにつながるものもあります。特に、迷ったあとは焦って行動し、その結果転落につながる事故も少なくありません。
  • 真冬でなくても、高い山では低体温症の可能性もあります。夏場に長い距離を歩く場合には、熱射病防止のため、十分に水分を取ることが必要です。

注意すべき動植物

  • 山道などには、人に危害を及ぼす生き物がいることがあります。はち、ヒル、マムシ、ウルシなどには注意しましょう。クマやイノシシ、サルに遭遇する可能性もあります。

楽しい思い出を作るためにも、マナーを大切に

  • ごみは必ず持ち帰りましょう。
  • 高山植物をはじめ、自然を大切にしましょう。
  • 行き交う人への挨拶など、気持ちのいいハイキングを心がけましょう。

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