川根茶ようかんでギネスブックに挑戦
中川根中学校の生徒が『川根本町の活性化』を目的として活動してきた総合的な学習。
その中で3年2組の女子生徒3人が考えた企画が、商工会、茶業協同組合などの協力を得て、実現しました。
生徒らが考えた企画書は次の通りです。
企画
私たちは学校の総合的な学習(追究学習)で『川根本町の活性化』を目的として活動してきました。
川根本町の特産品といえばなんと言っても【川根茶】です。
川根茶を全国に広めることができれば、多くの人が川根茶に興味をもつことができ、町の活性化につながると考えました。
川根茶を使った製品で有名なのが【川根茶ようかん】。その茶ようかんをアピールしようと思いました。【ギネスブック】に【川根茶ようかん】が登録されれば、日本だけでなく世界からも注目されるはずです。
そこで、今回世界一の長さの【川根茶ようかん】作りに挑戦することにしました。
内容
長さ130メートルの茶ようかん作り(茶ようかんの流し込み)と試食
目的
茶ようかんを通して川根茶を有名にし、川根本町を活性化する
ギネス挑戦会場である中川根中学校体育館には、3月6日、生徒、保護者、地域住民など、合わせて約230人が集まりました。
世界一の茶ようかんのために用意した材料は水240リットル、生あん48キログラム、砂糖60キログラム、かんてん1920グラム、川根茶の粉末1500グラムなど。
参加者全員で協力し合って、挑戦した結果は「132.9メートル」。見事他県の記録を超え、世界一が生まれました。
当日は新聞社やテレビ局の取材が多数あり、テレビでは全国放送で紹介されるなど、生徒が考えた企画書の「茶ようかんを通して川根茶を有名する」という目的は十分に果たされました。
(注釈)写真をクリックしますと拡大表示され、写真の説明文もご覧になれます。
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- 世界一の茶ようかんのために用意した材料は水240リットル、生あん48キログラム、砂糖60キログラム、かんてん1920グラム、川根茶の粉末1500グラムなど。4つの大鍋を使い、体育館の外でそれらを煮つめました。技術指導のため、町内で茶ようかんを製造している店の人がかけつけ、生徒たちにアドバイスを送りながら、約1時間かけて仕込み作業を終えました。
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更新日:2017年03月29日