○川根本町営バス整備管理者等服務規程
平成17年9月20日
訓令第23号
(趣旨)
第1条 道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第50条に規定する整備管理者の職務を執行するために必要な事項は、この訓令の定めるところによる。
(整備管理者)
第2条 整備管理者は、運行管理者の命を受け、整備管理者に所属する整備要員及び運転者の指導監督と自動車の整備及び保安等に関し常に適切な措置を講じ、自動車の安全性及び経済性を確保するよう努めなければならない。
(服務の執行)
第3条 整備管理者は、服務の執行に際し、運行管理者と相互の連絡を保ち、公正かつ合理的な決定をしなければならない。
(自動車の整備及び保安等)
第4条 整備管理者は、自動車の整備及び保安等に関し、次に掲げる事項を処理しなければならない。
(1) 定期点検整備計画に関すること。
自動車点検基準(昭和26年運輸省令第70号)に基づき、運行管理者と協議し、所属自動車の定期点検整備計画を作成し、その実務に努めること。
(2) 運行前点検に関すること。
自動車点検基準に基づき運行前点検計画及び同実施要領を作成し、その適正な実施を図ること。
(3) 運行の可否並びに運行の方法及び経路等の制限に関すること。
車両、天候、路面等の状況を充分検討した上、運行管理者と協議し、車両の運行の可否又は運行の条件等を決定し、その旨関係部門の長に通知しなければならない。
(4) 自動車定期点検記録簿の調整及び保管に関すること。
自動車定期点検記録簿を調整し、及び保管し、常に所属自動車の状態の把握に努めること。
(5) 車庫の管理に関すること。
自動車点検基準に規定する車庫の機械器具等の使用要領を作成し、適正な管理に努めるとともに、それらが常時車庫基準に適合しているよう整備保管に努めること。
(6) 自動車の事故防止に関すること。
車両の故障又は事故に関する統計表を作成し、関係資料の収集と相まって事故防止対策を樹立すること。
(重大又は異例な事項)
第5条 整備管理者は、所轄の業務に関し、重大又は異例な事項があるときは、速やかに運行管理者に報告し、その指示を受けなければならない。
(整備管理者の指示)
第6条 運転手は、別に定めるもののほか、次に掲げる事項に関して、整備管理者の指示に従わなければならない。
(1) 運行前点検に関すること。
(2) 運行の可否に関すること。
(3) 運行の最高速度、経路又は使用域を指定する等、使用上の制限に関すること。
(4) 車庫の管理に関すること。
(5) その他車両の操縦、給油及び清掃等自動車の設置に必要な事項に関すること。
(自動車の状態の報告)
第7条 運転者は、自己の運転する自動車の状態について、所定の方法により速やかに整備管理者に報告し、その指示を受けなければならない。
附則
この訓令は、平成17年9月20日から施行する。