ウエルネスツーリズムを基本とした癒しの里ブランド構築事業 行動計画 「脱・日常」

川根本町では、地域に潜在する魅力的な資源を掘り起こしブラッシュアップすることで、効果的なブランド化と情報発信を行う取り組みを実施しております。

日本有数の銘茶である川根茶、本州唯一となる原生自然環境保全区域、南アルプス国立公園、ノスタルジックな雰囲気のSLや駅舎、日本唯一のアプト式鉄道、大井川流域の自然環境を活かしたキャンプ場、寸又峡や接岨峡等の温泉・・・これら地域資源を紐づけていくと、「ウエルネス（心身の健康）」というキーワードに辿り着きました。

そして、お茶を一服することによるヒーリング効果や森林浴及び温泉入浴による癒し効果等に着目すると同時に、ここに住むわたくしたちの営みが形成してきた茶園、森林などの自然景観や、豊年満作を祈り伝承されてきた伝統芸能など、生活の知恵や技を脈々と培ってきた「わたくしたちの暮らし」に着目することで、ウエルネスツーリズムを基本とした癒しの里ブランド化を図ろうと考えました。

この行動計画は、町内外の人々から忌憚のないアイディアを戴き作成したもので、全てを具現化することは困難なことかもしれません。

しかしながら、町の魅力や強みを「ウエルネス」というコンセプトで繋ぎ合わせ、戦略的に情報発信していくことで、この町に訪れ、体験し、何度も来たくなるような人々を創り出し、そしてここに住む人々が誇りをもって住み続けることができる町を創造するために取り組んでいきます。