寸又峡温泉感謝祭
寸又峡温泉では、1957年の温泉が湧出した記念の日を祝い、毎年、12月6日、7日の2日間、「温泉供養祭・感謝祭」を開催、たくさんの人でにぎわいます。
午後7時、観音堂から天狗・山伏行列が出発、観光客もたいまつを持って行列に参加し温泉街を練り歩きます。山々に囲まれた漆黒の闇の寸又峡温泉街に、たいまつの灯りと笛の音が鳴り響き、幻想的な雰囲気に包まれます。寸又峡イベント広場に到着すると、この1年間利用した湯桶や椅子、そして割り箸などを供養し、天狗がお焚き上げを行います。
乾杯の後は宴が始まり、ステージの上では勇壮な赤石太鼓の演奏、中部電力のアマチュアバンド演奏、豪華景品付き力自慢丸太切競争が観客を楽しませ、会場では鹿鍋・熊鍋・鴨鍋・猪鍋の4種類の鍋「きやんぼう鍋」が並び、蕎麦、おでん、やきいも、甘酒等が食べ放題、飲み放題。感謝の餅つきを行い、つきたてのお餅も振舞われます。
12月6・7日の2日間は町営露天風呂をはじめ、多くの旅館では入浴が無料ということもあり、毎年、供養祭・感謝祭の日に寸又峡温泉を訪れるという方もいらっしゃいます。
お問い合わせ先
寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合 電話番号0547-59-1011
川根本町まちづくり観光協会 電話番号0547-59-2746
写真はすべて2007年12月6日のものです。
〔写真撮影:服部了士〕
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更新日:2017年03月29日