奥大井湖上駅結婚式(2012年3月25日)
2012年3月25日、南アルプスあぷとライン(井川線)「奥大井湖上駅」で結婚式が行われました。
結婚式は川根本町まちづくり観光協会が企画したもので今回で2回目です
この日、結婚式を挙げたのは、この企画に応募してくださった関東地区にお住まいの小川桂輔さんと瀧口喜子さんです。
幸せいっぱいのお二人の門出は晴天に恵まれました。
千頭駅で井川線マスコットキャラクターの「アルル」、「プルル」から手渡された記念ヘッドマークを付けた結婚式のための特別列車は、午前9時22分に千頭駅を出発。奥大井湖上駅までの車内は、車窓からの景色を楽しんだり車掌さんの説明に聞き入ったりしました。
駅近くや踏切では、地域のみなさんが手を振り新郎新婦の二人を祝福してくださいました。
午前10時29分、特別列車が奥大井湖上駅に到着すると、新郎新婦は列車ホームのバージンロードを一歩一歩すすみ、祝福に駆けつけた親族や友人、町民など約50人が見守る中、誓約書へ署名や指輪交換に臨みました。
第1回奥大井湖上駅結婚式で挙式した石神文隆さんご家族から新郎新婦への花束贈呈では、立会人である石神文隆さんが感極まって涙ぐむ、心温まる場面が見られました。
佐藤町長は「ぜひ来年は、石神さんご家族のように、赤ちゃんを連れて三人でお越しください」と祝辞を述べました。
新郎新婦は「幸せなときも困難なときも共に分かち合い、わたしたちの父母のように楽しく明るい家庭を築いていきます」と参列者の前で誓い、誓いの鐘を高らかと打ち鳴らしました。
その後、井川線車両を模したケーキ入刀や町内産ゆずジュースで乾杯をしました。
挙式後は接岨湖に浮かべたカヌーに乗り込み、新生活に向けこぎ出し、参列者は二人にいつまでも手を振り、門出を祝いました。
新郎新婦は「列車では、行く先々で町の皆さんが笑顔で手を振りお祝いしてくださり、駅のホームで偶然居合わせた観光客の方も『おめでとう』と声をかけてくれました。すべての人が温かく祝福してくださり、とても感謝しています」と感激していました。
新郎の桂輔さん新婦の喜子さん、おめでとうございます!
〔レポート:服部了士〕
問い合わせ先
川根本町まちづくり観光協会 電話番号:0547-59-2746
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更新日:2017年03月29日