韓国「2009仁川世界都市祝典」
8月7日から10月25日まで韓国仁川市で開かれている国際行事「2009仁川世界都市祝典」において、川根本町は8月14日から20日までの7日間、ブースを設け、川根本町のPRと日本茶インストラクターによる日本茶の淹れ方デモンストレーション、川根茶の試飲サービスを行いました。
仁川世界都市祝典は韓国で2009年最大のイベントです。
会場で振る舞った川根茶は、今年とれた「やぶきた」と2008年にスペインで行われた「2008年サラゴサ国際博覧会」の日本館で振る舞われ好評を博した川根茶にみかんの香りをつけたフレーバーティーです。
韓国では緑茶を飲む習慣がなく飲みなれていないということで、日本茶インストラクターの土屋 裕子さんと天野 幸子さんは、韓国の方々の味覚に合わせ、おいしく川根茶を飲んでもらい興味を持ってもらうにはどうしたらいいか、大変苦労しました。
韓国では熱いお茶を飲む習慣があまりないということで冷茶での提供とし、日本茶の渋味・苦味にも不慣れと聞き、渋味を抑え、旨味を出す工夫をしました。国が違えば水の質も違い(韓国の水は日本より硬質)、現地で試行錯誤を重ねました。
おかげさまで、7日間で延べ約11、500人に川根茶を試飲していただき、大変好評をいただきました。
お客様の反応は、「おいしい」「さわやかでおいしい」「健康に良さそう」などの感想が大半を占め、「どこで買えるのか」「値段はいくらなのか」の質問も多数寄せられました。
また、町の観光PRグッズとして制作した手提げ袋の機能を備えたクリアファイルが子どもを中心に大人気で、線に沿って切り取りファイルとして活用できる仕組みを見せると、人だかりができました。
今回の川根本町キャンペーンは、日本茶インストラクター2名、町職員6名、計8名が、4名づつの前半3日間、後半4日間の2班に分かれ行いました。異国の地での開催とあって不安もありましたが、スタッフや学生ボランティアなど大変多くの韓国の方々に、とても献身的にお手伝いしていただき、無事7日間を乗り切ることができました。
静岡空港から韓国まで約2時間で到着することを、今回、自分自身が体験し、韓国という国は非常に近い、身近な国であると実感しました。
川根本町は日本茶のブランド川根茶の産地であり、静岡空港から一番近い温泉峡の寸又峡温泉や接岨峡温泉、また、大井川鐵道のSLなど観光資源がたくさんあります。韓国の方々に川根本町を訪れてもらうには、まずは川根本町のことや川根茶を知っていただくこと、興味を持ってもらうことが必要です。同時に、ホームページの多国語対応や、町内観光施設の多国語対応、接客など、外国人が訪問しても対応できる体制づくりの必要性を感じました。
〔レポートと写真:服部了士〕
お問い合わせ先
川根本町役場 企画課 電話番号:0547-56-2221
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静岡県ブース正面
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静岡県ブース正面には、静岡県を象徴する富士山と茶畑の写真があり、記念撮影をする来場者が数多くいた。
写真の女性は「茶娘」兼「通訳」の静岡県ブーススタッフのお二人。
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川根本町ブース(パンフレットとDVD上映コーナー)
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川根本町「塩郷の吊橋」ポスターを展示したパンフレットコーナー。
モニターでは昨年度作成した川根本町観光紹介DVD(韓国語版)の映像が常時上映されていた。
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川根本町ブース(パンフレットコーナー)
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大井川鐵道のSLポスターを展示したパンフレットコーナー。
手提げ袋の機能を備えたクリアファイルはこちらに備えてあり、人気であった。
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川根本町ブース(日本茶の淹れ方デモンストレーションコーナー)
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1日に4回(午前10時30分・午後1時30分・午後3時30分・午後5時15分)時間を決めデモンストレーションを行った。
写真の女性は通訳のイさん(左)と、日本茶インストラクターの天野幸子さん。
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川根本町ブース(川根茶試飲コーナー)
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普通の煎茶は、冷茶サーバーで1回16リットル、フレーバー茶は15リットルのキーパーで抽出し、プラスチックコップに入れ、お客様に試飲していただいた。
こちらも、1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに売り切れとなってしまった。
写真の男性は町職員。
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気。
デモを行っている和服の女性は川根本町出身の日本茶インストラクター土屋裕子さん。
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気。
日本茶インストラクター土屋さんの説明をイさんが的確に通訳し、韓国のお客様に伝える。
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気であった。
みなさん、日本茶に興味津津。
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気。
デモを行っているのは日本茶インストラクターの天野さん。
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気。
デモを行っているのは日本茶インストラクターの天野さん
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日本茶の淹れ方デモンストレーションの様子
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デモンストレーションは毎回人だかりができるほど人気。
写真は茶葉の香りを楽しんでもらっている様子。
デモを行っているのは日本茶インストラクターの天野さん。
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試飲サービスの様子
- 1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに、煎茶16リットル・フレーバー茶15リットルはなくなってしまった。
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試飲サービスの様子
- 1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに、煎茶16リットル・フレーバー茶15リットルはなくなってしまった。
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試飲サービスの様子
- 1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに、煎茶16リットル・フレーバー茶15リットルはなくなってしまった
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試飲サービスの様子
- 1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに、煎茶16リットル・フレーバー茶15リットルはなくなってしまった。
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試飲サービスの様子
- 1日4回の時間制でサービスを行ったが、早いときは20分もたたないうちに、煎茶16リットル・フレーバー茶15リットルはなくなってしまった。
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静岡県知事来訪
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川勝平太 静岡県知事が8月18日に静岡県ブースを視察。
川根本町ブースでは川根茶を試飲し、来場者に川根茶のPRもした。
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静岡県知事来訪
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川勝平太 静岡県知事が8月18日に静岡県ブースを視察。
川根本町ブースでは川根茶を試飲し、来場者に川根茶のPRもした。
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開場前、スタッフに呈茶サービス
- 「まずは、スタッフの方々に川根茶について知っていただくことが大切」と、開場前に呈茶サービスを行った。
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開場前、スタッフに呈茶サービス
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「まずは、スタッフの方々に川根茶について知っていただくことが大切」と、開場前に川根茶を飲んでもらう。
皆、「おいしい!」といい表情をしてくれた。
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開場前、スタッフに呈茶サービス
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「まずは、スタッフの方々に川根茶について知っていただくことが大切」と、開場前に川根茶を振る舞った。
韓国スタッフの方々は、皆、明るく親切で、きれいな日本語を話す。
川根本町スタッフと韓国スタッフが、いいコミュニケーションをとれたことが、イベントの成功につながった。
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韓国高校生ボランティアが活躍
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韓国外国語学校の高校生ボランティアが毎日、お手伝いをしてくださった。
日本語を専攻すると週9時間、日本語の授業があるという彼女たちは、皆、とてもきれいな日本語を話し、中には日本への留学経験がある子も多数いた。
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韓国高校生ボランティアが活躍
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韓国外国語学校の高校生ボランティアが毎日、お手伝いをしてくださった。
日本語を専攻すると週9時間、日本語の授業があるという彼女たちは、皆、とてもきれいな日本語を話し、中には日本への留学経験がある子も多数いた。
もちろん、通訳も難なくこなす。
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川根本町観光PRクリアファイルが大人気
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川根本町の観光PRグッズとして制作した手提げ袋の機能を備えたクリアファイルが子どもを中心に大人気で、線に沿って切り取りファイルとして活用できる仕組みを見せると、人だかりができた。
写真は韓国の女学生。韓国女子高生の間では、ボタンがかけられないほど制服のウエストを詰めるのが流行っているとのこと。
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川根本町観光PRクリアファイルが大人気
- 川根本町の観光PRグッズとして制作した手提げ袋の機能を備えたクリアファイルが子どもを中心に大人気で、線に沿って切り取りファイルとして活用できる仕組みを見せると、人だかりができた。
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韓国の方とのふれあい
- 川根本町スタッフは、ただ単に川根茶を飲んでもらうだけではなく、韓国の方と積極的にお話をし、コミュニケーションを図った。
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「けん玉」も大人気
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静岡市が巧みなモノづくりの一例として用意した「けん玉」が韓国の方に大人気。
子どものみならず、大人も夢中になった。
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静岡市ブース
- まるちゃんは、韓国でも「まるちゃん」と呼ばれていた。
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浜松市ブース
- 浜松市と言えばオートバイ。
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浜松市ブース
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浜松市といえば楽器。
グランドピアノは、お客さんが自由に演奏することができ、腕に覚えのある人が数多く演奏し、人だかりができることもあり、拍手が鳴り響くこともあった。
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更新日:2017年03月29日