町長メッセージ

2019年4月27日【献上茶謹製記念式典でのあいさつ】

この献上茶謹製事業の取組は、平成13年に旧本川根町、平成16年に旧中川根町で行って以来の取組であります。
本日製造したお茶は、新しい元号を迎える令和元年の5月28日に実行委員会の皆様とともに皇室への送達を予定しております。
新しい天皇陛下に本町のお茶を献上できることは大変名誉なことであり、大変うれしく思います。
献上するお茶は3人の指定園主の方々が1年間丹精込めて管理され、一芯二葉で丁寧に摘採された素晴らしい茶葉(ちゃよう)であり、県内の手揉み保存会の皆様により仕上げられます。名人級の皆様と伺っておりますので、素晴らしい出来上がりを期待しております。
銘茶「川根茶」の産地としての誇りを再認識し、町の基幹産業としてこれからも先人の築いた茶の生産技術を継承していきたいと思います。

2019年4月20日【献茶式におけるあいさつ】

本日は年度当初の大変お忙しい中、このように大勢の皆様にお集まりいただきまして盛大に献茶式が開催されますこと心よりお礼申し上げます。

ご来場の皆様方には、茶業のみならず行政に対しましても温かいご支援とご協力をいただいておりますことを、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。

今年は5月1日からは令和へと元号が変わります。その記念すべきおりに川根本町が献上茶を謹製するということで指定がされており、川根茶にとっては大変素晴らしい出発点になるであろうと感じております。

また、今日は県の皆さんもおこしですが、「お茶愛飲条例」につきましてもこれから積極的に対応していただけるというような方向性を伺っております。これにつきましても今後大きな展開が開けると期待しているところでございます。

この川根のお茶は時代の変遷とともに変わってきていると感じております、このことにつきましては、今日お集まりの専門家の皆さんの知見をもとに、一体となって対応することが新たな川根茶の出発点になると信じておるところです。

どうかこれからも、今まで同様のお力添えをいただければと考えております。

大変厳しい環境ではございますが、皆様方も健康に留意して私どもにお知恵をお貸しいただければありがたいと思っております、どうぞこれからもご協力をお願い申し上げまして、今日のお礼に代えさせていただきます。

2019年4月1日【年度始め式における職員訓示】

本日は新しい元号が発表になります、素晴らしい時代に向けて私も期待をしているところですが、環境的には厳しさが続くというように思っております。
そのなかで私は、以前から申し上げているとおり「規律・礼節・時間厳守」この3原則だけはいつの時代も変わらないと思っております。特に現在、大変多くの情報が蔓延している中では、それぞれの皆さんが選別して吸収する能力が非常に重要であると思っております。
これからも、地域の情勢や皆さんのご意見などを十分に収集しながら行政に反映していただくことを特にお願い申し上げたいと思います。
千年の学校の初代名誉学長の木村庄三郎先生がおっしゃっておりました「振り返れば未来」です。元号が変わる新しい節目の時に、この川根本町が変化をするその起点となる可能性は十分です。
それには当然ながら、今日お集まりの職員の皆さんが、一体となって前へ進むということが大事だと感じている次第です。新しい事業も展開しております、一つの課で対応できるというものではありません、他の課とも横の連携をもって対応できる柔軟性が求められます。
皆様方にはこれまで同様、色々な形で一致団結して対応することをお願い致しまして、訓辞に代えさせていただきます。
 

2019年3月22日【伝統文化伝承館落成式における町長式辞】

本日は「伝統文化伝承館」の落成式に大変お忙しい中、多くのご来賓の皆様にご臨席を賜り、心から感謝申し上げます。

本町は、豊かな自然と人々の暮らし、歴史・文化を大切に守りながら共存して持続的発展を目指す取り組みに加え、独自性の高い地域資源や地域文化を継承していく姿勢から、町民が活躍する組織風土の確立などが評価され、「南アルプスユネスコエコパーク」及び「日本で最も美しい村連合」に加盟が認められており、その認定要件には、持続的に伝統文化の継承をしていくことが求められています。

また、本町には国指定の無形民俗文化財である「徳山の盆踊」や県指定の「梅津神楽」、「田代神楽」、「徳山神楽」以外にも、地区で伝承されている「神楽」や「赤石太鼓」などがありますが、いずれも近年の少子高齢化の影響などから伝統文化の継承が困難になってきております。

私はかねてより、各地区で伝承されているお祭りが区民の心のよりどころとなり、地域が活性化する源であると考えております。

当施設は、貴重な伝統文化を絶やすことなく伝承者を養成することと地域活性化の促進を目的に建設しましたので、今後は練習や交流会などで活用するほか、生涯学習の取り組みの中で多くの町民の皆様に伝統文化について考える機会を持つことや、体験を通じて伝承及び地域活性化の拠点として活用してまいります。

建設に当たり、近隣の青部・藤川地区の皆様をはじめ、町議会議員の皆様、中部電力株式会社様のご理解とご支援をいただいたことに深く感謝申し上げるとともに、時愛(ときあ)の愛称を命名して頂いた中川根中学の中村春暁さん、設計監理を請け負っていただきました企業組合針谷建築事務所様、建築工事を請け負っていただいた富田工務店様、その他関係者の皆様に深く感謝とお礼を申し上げます。

結びに、本日ご臨席を賜りましたご来賓の皆様をはじめ、関係する皆様方におかれましては、本町発展のため、さらなるお力添えを賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。

2019年1月13日【成人式における町長式辞】

輝かしい平成31年の新春を迎え、本日晴れて成人式を迎えられました64名の皆様、ご成人、誠におめでとうございます。

そして、皆さんを愛情深く立派に育て上げられました、ご家族の皆様方に対し、敬意と感謝の念を表する次第であります。また、ご来賓の皆様におかれましては、公私共にご多忙の中ご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、成人となられました皆さんは、大きな「人生の節目」を迎えました。今後は社会の一員として地域社会の発展のために貢献し、日本の未来を担うという重い責任が生じて参りますが、これらのことを自覚し、自らの判断と責任により行動することが求められます。

本日、新たに成人された皆様のこれからの道のりは、決して平坦ではありませんが、一日一日を大切に積み重ね、10年後・20年後の自分自身の理想を思い描きながら、夢に向かって努力し、歩みを進めてください。

共通の思い出を持つかけがえのない仲間がいるこの川根本町は、皆さんのふるさとです。生まれ育った川根本町という小さな町が、未来に向かって、力いっぱい頑張っているということをぜひ忘れないで下さい。

結びに、これまで深い愛情をもって献身的に皆さんを育ててこられた、ご家族への感謝とふるさとを愛する心を忘れることなく自らの夢の実現と川根本町の未来のためにご活躍されることを期待し、また、希望に満ちた皆さんの更なるご健勝とご多幸を祈念し、式辞とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。

2019年1月6日【平成31年 消防団出初式における町長式辞】

消防団員の皆様方には、平素より、町民の生命・身体及び財産を災害から守るため、日夜、献身的な活動をされておりますことに対し、深く心から感謝を申し上げます。

さて、昨年の災害を振り返ってみますと、大阪北部地震や北海道胆振(いぶり)東部地震をはじめ、西日本地方に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨など、自然の脅威にさらされた年でありました。

当町においては、9月末の台風24号により「道路の寸断」や「大規模な停電」等の被害が発生いたしました。消防団員の皆様には、巡視や水防活動など、夜間にも関わらず、大変なご尽力をいただき犠牲者を出すことなく事態を沈静化できたことに対し深く感謝申し上げます。

皆様方には、今後も、引き続き消防団活動に励み、的確な災害対策にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

今後につきましても、常備消防や自主防災会と連携を図りながら、防災訓練の実施や防災資機材の整備などを支援し、消防団及び自主防災組織の一層の活性化に努めて参りますので、引き続きご理解を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、早朝からご臨席を頂きました、ご来賓の皆様をはじめ関係各位に対しまして、厚くお礼申し上げますと共に、本日ご列席の皆様ならびにご家族の皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、私の式辞といたします。

2019年1月1日【平成31年 町長新年あいさつ】

町民の皆様におかれましては、希望と輝きに満ちた新年を迎え、健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。平素は町政全般にわたり温かいご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

町長就任以来、「心がふれあう感動のまちづくり」を町政運営の柱に掲げ、さまざまな施策の実現に取り組んでいます。町民の皆さまの積極的なまちづくりへの参画に感謝申し上げます。

昨年3月には国道362号青部バイパスが全線開通し長年の課題となっていた藤川から崎平への狭隘区間が解消されたほか、南北間をつなぐ町営バスのルート延伸が行われました。

今後も町民の皆様の生活における安心安全の礎となる道路につきましては、町道高郷上長尾線の高郷バイパス全線開通をはじめ、長年の懸案となっている国道362号富士城バイパスの早期完成、観光の柱となっている寸又峡温泉へ続く川根寸又峡線の整備促進、久保尾地区へとつづく国道362号や久野脇地区の国道473号の改良など、皆様の期待に応えられるよう県をはじめ関係機関に強く要望してまいります。

そのほか、昨年5月に着工した伝統文化伝承館につきましても本年度中に完成予定となっており、町の歴史や伝統を絶えさせることなく伝えていく拠点に加え、文化の伝承のためご尽力いただいている町民の方々の一助になればと考えております。

また、県立川根高校についても、地元の高校としてより魅力を高めるため、関係機関と連携しながら様々な取組を展開することにより、町内のみならず町外からの子どもたちからも選んでいただける高校として、県・川根高校と協力し、より一層の魅力化を推進していければと考えております。

最後に、JR東海が進めるリニア中央新幹線建設に伴う大井川の水量に関する諸問題につきましては、静岡県を中心に流域の市町と協力しながらオール静岡の態勢で対応してまいります。

新しい元号を迎える年として、気持ちを新たにするとともに、干支である亥にあやかり、強く前へ安心安全のまちづくりを進めてまいりますので、町民の皆様の一層のご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。

2018年11月17日【平成30年度戦没者追悼式町長慰霊の言葉】

本日ここに、戦没者の御霊をお迎えし平成30年度川根本町戦没者追悼式を執り行うにあたり、多くのご遺族並びに来賓の皆様のご列席をいただき、謹んで哀悼の誠を申し上げます。

先の大戦が終わりを告げてから75年の歳月が過ぎました。遠い異国の地でひたすら祖国の安泰を願い、ふるさとの家族の身を案じながら戦禍に倒れられた方々の無念を思うとき、誠に哀悼の念に堪えません。心からご冥福をお祈り申し上げます。

ご遺族の皆様方におかれましては、最愛の肉親を失い、深い哀しみを抱えながら、あらゆる苦難に耐え、立派にご子弟を養育され家庭や地域を守ってこられました。そのご努力に対し、改めて心から敬意を表します。

戦後、我が国は戦没者の尊い犠牲と国民一人一人のたゆまぬ努力により、平和で美しく、豊かな国を築きあげました。本町もその中にあって、先人の知恵や技を受け継ぎ、自然と共に生きる暮らし、人と人とがふれあい、健康で潤いのあるまちづくりを進めてまいりました。こうして社会情勢の荒波にもまれながら、着実にまちづくりが行われてきたのも、ひとえに戦没者各位のご加護と住民の皆様方のご支援ご協力の賜物と厚く御礼を申し上げます。

しかし、国際社会では、いまだに領土問題、テロリズム、宗教や民族の違いによる悲惨な地域紛争が存在しております。国内にあっては、経済や社会の急激な変化や、台風や火山の噴火などの大きな自然災害に驚きを隠せません。これらに対し、私たち国民はお互いに助け、励まし合い、乗り越えていかなければなりません。

本日ここに皆様方とともに戦没者の御霊をお祀りし、改めて恒久平和を祈り、地域のために心を合せていくことは誠に意味深いものであると存じます。

今後もここに住む町民のひとりひとりが町への愛着と誇りを持ち、誰もが安心して暮らせるふるさとを目指して、互いに助け合い、活気あるまちづくりを進めることを御霊にお誓い申し上げます。

おわりに、戦没者の御霊が安らかならんことをお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様方のご多幸を心から祈念いたしまして、私の祭辞とさせていただきます。

2018年6月17日【「伝統文化伝承館」起工式における町長式辞】

皆様、おはようございます。

本日は「伝統文化伝承館」の起工式にあたり、大変お忙しい中、多くの関係者の皆様にご臨席を賜り、心から感謝申し上げます。

川根本町は「南アルプスユネスコエコパーク」、「日本で最も美しい村」連合に加盟しております。これは、豊かな自然と我々の暮らし、歴史・文化を大切に守りながら共存して持続的発展を目指す取り組みが認められ、更に独自性の高い地域資源や地域文化を継承していく姿勢から、住民が活躍する組織風土の確立などが評価されたものであります。

この度、建設を予定しています伝統文化伝承館は、町の郷土芸能である赤石太鼓の練習場として、保存会から町に練習場整備の要請がありましたことが始まりですが、本町には国や県から重要無形民俗文化財の指定を受けております神楽等がございます。

それらの伝統文化を守り育てるための必要な人材を育て、伝統文化に対する意識の向上や機運醸成を図る拠点とし、当施設を充分に活用し、これらの取組みを更にステップアップするための位置付けとするよう施設の建設を計画いたしました。

当施設は平成31年1月末の完成をめざし練習スペースを中心に会議室や倉庫を設けた木造平屋建て、建築面積約331平方メートル、防音装置を施した建物でございますが、当施設の建設に至るまでには、町議会や町民の皆様方からの、ご理解とご支援をいただいたおかげと感謝しております。

工事期間中は、近隣の住民の方々を始めとする青部地区・藤川地区の皆様を始め、中部電力株式会社様には、当施設の建設にあたり、大変なご迷惑をおかけすることとなりますが、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。

結びに、本日ご臨席賜りましたご来賓の皆様を始め、町民の皆様、関係各位におかれましては、本町の発展のため、さらなるお力添えを賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。

2018年4月2日【平成30年度 年度初めの式 町長訓示】

皆さんおはようございます。ただいま新採職員及び人事異動等による辞令を交付したところです。これから、それぞれの部署で頑張っていただきたいと思います。

そのような中で、平成30年度も盤石な体制の元出発することができました。これもひとえに皆さま方の支援があったということで、心より感謝を申し上げたいと思います。

一般会計が61億9500万円、七つの特別会計を含めると約87億円というたいへん大きな予算を編成し、議会の議決もいただきました。その予算執行については、それぞれの部署で十分検討し、万全の体制の元で進めていただきたいと思います。

今年度は、大きなプロジェクトが目白押しです。これらはひとつの課で全てが解決できるというものではありません。関係するそれぞれの課が連携をもって対応する、それが推進する大きな力になると思います。これからは、横の連携を持ちながら当然それぞれの課は一体となって頑張っていくことが、地方創生の競争の波の中で、大事だと痛切に感じているところです。具体的には申し上げませんが、そのことが将来の川根本町の礎になるということだけは間違いございません。

なお、4年前の初めて町長に当選をさせていただいたおりにも申し上げましたし、毎年この時期に伝えております「規律・礼節・時間厳守」。これは時間を大切に使うということ、それとそれぞれの分野に、それぞれの決まり事があります、それを十分守ることが必要です。

今、子どもたちが大変評判の良いあいさつができる町と認められています。これは当然ながら子どもたちだけでなく、大人の方も先頭になって対応することが必要と思っています。

もうひとつ、職員の皆さんのお住まいの地区からもいろいろな要望等が出てまいります。これらについても、まずは地元に住んでいる職員が、詳細について中に入って知っていることは教えていく。そのような姿勢も必要であり、それが行政に参画をしたという思いになると思います。どうかこれからは、地域の皆さんとも、コミュニケーションを図っていただくことを、重ねてお願い申し上げたいと思います。

いずれにしましても、仕事を精いっぱいやるために、十分な体力を付け、自分自身の体調管理に注意をして頑張っていただくことを重ねてお願い申し上げまして、訓示に代えさせていただきます。

2018年4月1日【平成30年度 川根本町消防団辞令交付式における町長式辞】

皆さまおはようございます。本日は、平成30年度川根本町消防団辞令交付式を開催するにあたり、年度当初の大変お忙しい中にもかかわらず、多くのご来賓の皆さま方にご臨席を賜り、このように盛大に開催されますこと、お礼と感謝を申し上げます。

先ほどは、諸田前団長以下、永年勤続されました多くの皆さま方に感謝状をお渡しいたしました。これまで大変きびしい環境の元で精いっぱい川根本町の安全を優先的に活動していただきました。そのご功績に対しまして、川根本町の町民を代表し、心より感謝とお礼を申し上げたいと思います。

いま、川根本町は人口が減少し、少子高齢化の波が押し寄せております。そのような中、今回、10人の新入団員に入団していただきました。定数につきましても、実数に合わせるべき310人に決めさせていただきました。

現在は消防広域化により、多くがカバーできるような状況になってきたということもございますが、これからは、いつ来るか分からない災害のために、我々行政としましても、精一杯の配慮をしなければいけない時期に来ていると感じております。そのような中で、今日お集まりの消防団員の皆さま方は、それぞれの仕事を持ちながら、地域の安全安心を第一に頑張っていただいておりますこと、引き続きお願い申し上げたいと思っております。

どうか皆さま方にはお体には十分留意され、健康で消防団活動ができますこと、それが川根本町の町民に安心を与えるということになろうかと思います。日頃の訓練におきましても、いざ災害のために、日頃から備えておく必要があると思っております、

どうかこれからもよろしくお願い申し上げまして式辞に代えさせていただきます。

2018年3月24日【「まちづくりと女性の活躍」シンポジウム】における町長あいさつ

本日は、「地域イノベーション推進事業シンポジウム」にご来場いただき、ありがとうございます。

この事業は、川根本町と吉田町の共同事業として、地域資源の有効活用及び両町が抱える地域の課題解決に連携して取り組み、地域の活性化を進めていくものです。ひとつは、地元の資源を活かし、地元を元気にしたい、新しいサービスを展開していきたいという方への創業支援。

そして、もうひとつは、女性の活躍推進です。

本日は、この女性の活躍をテーマにしたシンポジウムです。これまでに、まちづくりについてのシンポジウムは、何度か開催しましたが、女性に焦点をあてたシンポジウムは、本町では初めてではないかと思います。

さて、女性が活躍する社会の実現に向けた動きとして、国の動向に目を向けてみますと、平成11年に「男女共同参画社会基本法」が施行され、男女共同参画社会の実現は、21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置づけられており、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成に向けた施策の推進を図っていくこととされました。

その後も、様々な社会制度や慣行の見直し、意識改革に向けた取組が実施されてきましたが、地域社会では、依然として性別役割分業意識が根強く、十分な浸透には至らなかったように感じます。

そのような中、本格的な人口減少や少子高齢化社会への突入を前に、新たな担い手を生み出す方策として、「女性の活躍促進と働き方改革」への取組が始まりました。

これらは、国の成長戦略における最重点項目であるとともに、全国の地方が取り組む、地方創生を実現するためには、必要不可欠なものであると思っております。

もちろん、私たち川根本町においても、女性のみならず、すべての人がその個性と能力を最大限発揮できる社会を実現することは、そこに住む人に本当の豊かさと幸せをもたらすものとなるはずです。

まちづくりは人づくりであり、川根本町での暮らしに幸せを感じる人が増えることが、まさに、このまちが千年をも続く癒しのふるさととなるための根底を築くものであり、これまでも、「千年の学校」を中心とし、「人づくり」に向けた取組を推進してまいりました。

また、近年は、平成27年度に整備を完了しました、高度情報基盤を活用し、時間や場所に縛られない新しい働き方として、テレワークの推進とサテライトオフィスの誘致に取り組んでおります。これらに限らず、今後も、町民のみなさんが活躍できる場づくりを積極的に推進することで、町民と行政が協働・連携したまちづくりを進めていきたいと思っております。

本日は、ユネスコエコパークとしても、また、「日本で最も美しい村」連合としても私たち川根本町の先輩であります、宮崎県綾町(あやちょう)より、郷田美紀子(ごうだ みきこ)さんをお迎えし、ご講演をいただくほか、大井川流域で活躍されている、藤枝市の渡村(とむら)さん、島田市の杉本さん、川根本町の神東(かんとう)さんより、それぞれの方のまちづくりへの取組や思いをお聞かせいただきます。

ご登壇いただく4名の方のまちづくりへの思いを、皆さまと共有することで、本日のシンポジウムが、まさに、新たなつながりを育み、今後の川根本町のまちづくりを考える、そして、参画するきっかけとなりますことを切に願い、冒頭のあいさつとさせていただきます。

2018年3月20日【国道362号「青部バイパス」開通式における町長式辞】

本日ここに、来賓の皆様方のご臨席を賜り、待望の国道362号青部バイパスの開通式を挙行する運びとなりましたことは、私たち川根本町に住む者にとって、非常に慶びとするところでございます。

旧両町を結ぶ元藤川から崎平の区間は、車のすれ違いが困難な、道幅の狭い箇所が連続していることから、行楽シーズンなどには渋滞が発生するなど、交通の難所となっておりました。そのため、静岡県にて青部バイパスの整備を進めていただき、平成15年に青崎橋が完成、平成26年には藤沢橋が完成、昨年、青部トンネルが貫通、そして本日めでたく青部バイパスが全線開通する運びとなりました。

このバイパスの開通により、ようやく川根本町は名実共にひとつになったという実感がわいてまいります。そしてこの道路により川根本町は変わります。まずは、4月から町営バスの運行を旧町間をつなぐ路線に変更いたします。そのほか、観光、商工、防災などの面で計り知れない効果が期待できます。町としましては、青部バイパスをまちづくりの重要なツールとして利用してまいる考えでおります。青部バイパス開通式の佳き日に当たり、貴重な土地を提供していただきました地権者の皆様、また本日に至るまで絶大なるご支援、ご協力をいただきました地元選出国会議員、県議会議員の皆様、本工事の施工に当たられた方々の責任感と卓越した技術力に対し、改めて敬意を表するとともに深く感謝をいたす次第であります。

結びに、本日の開通式を挙行するに当たり、ご多忙にもかかわらずご臨席いただきました来賓の皆様方に対しまして、お礼を申し上げ式辞といたします。

川根本町長 鈴木 敏夫

2018年1月16日【IoT活用トライアルに関する協定締結式におけるあいさつ】

本日の包括連携協定の締結に当たり、ここまで、ご尽力いただきました各社関係者の皆さま方に深く感謝申し上げます。

さて、今回のIoT活用トライアルに関する包括連携協定は、新たな無線規格LPWAを活用し、地域の活性化と住民生活の向上を図るため、実証実験を実施することを目的に締結するものです。

IoTを活用し町の課題に取り組むことは、この町がこれまで進めてきた「ICTの利活用によるまちづくり」と並行して進めるべき、新たな重要な施策であると考えています。

しかし、我々自治体には専門知識やノウハウがありません。この度、ここにおられる協定締結事業者の皆様方が、技術力、人材、ネットワークを生かし協力していただけることになり、強力な「川根本町サポーター」が得られたことと非常に心強く感じています。

これから、新たな取り組みを進めていきますが、先行されている自治体と同様に実験を重ねながら、より効果的な方法を模索していくことになります。

既に、この町には高度情報基盤が整備されています。その情報通信インフラを有効に活用することで、IoTに加え、ICT利活用を組み合わせた新たな仕組みが構築できれば、住民の皆様が生活するうえで、より利便性が高まるものと期待しています。

川根本町長 鈴木 敏夫

2018年1月7日【成人式における町長式辞】

輝かしい平成30年の新春を迎え、本日晴れて成人式を迎えられました89名の皆様、ご成人、誠におめでとうございます。
そして、皆さんを愛情深く立派に育て上げられましたご両親をはじめ、ご家族の皆様方に対し、敬意と感謝の念を表する次第であります。
また、ご来賓の皆様におかれましては、公私共にご多忙の中ご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、成人となられました皆さんは、大きな「人生の節目」を迎えました。
今後は社会の一員として地域社会や国の発展のために貢献し、日本の未来を担うという重い責任が生じて参りますが、これらのことを自覚し、自らの判断と責任により行動することが求められます。

平成30年3月には川根本町民の経済活動や安心安全な暮らしを支える道として待ち望まれた国道362号「青部バイパス」の全区間が、いよいよ開通します。
また川根高校では、平成30年度新入学者を対象とした全国公募が開始されました。県内や全国から川根高校に入学した生徒たちが地元の生徒とともに切磋琢磨して、川根地域に活力を与えていただき、町の活性化にも一役を果たしてくれることを期待しています。

平成30年は、まさに新たなまちづくりの年であります。

本日、新たに成人された皆様のこれからの道のりは、決して平坦ではありませんが、一日一日を大切に積み重ね、10年後・20年後の自分自身の理想を思い描きながら、夢に向かって努力し、歩みを進めていってください。

共通の思い出を持つかけがえのない仲間がいるこの川根本町は、皆さんのふるさとです。生まれ育った川根本町という小さな町が、未来に向かって、力いっぱい頑張っているということをぜひ忘れないで下さい。

結びに、これまで深い愛情をもって献身的に皆さんを育ててこられたご両親、ご家族への感謝とふるさとを愛する心を忘れることなく自らの夢の実現と川根本町の未来のためにご活躍されることを期待し、また、希望に満ちた皆さんの更なるご健勝とご多幸を祈念し、式辞とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。

川根本町長 鈴木 敏夫

2018年1月7日【出初式における町長式辞】

日頃は、諸田消防団長の下、団員皆様方におかれましては、昼夜をとわず、崇高なる消防精神をもって、住民の生命、財産を守るため、献身的にご尽力いただいておりますことに、心から敬意と感謝を表す次第であります。

さらに、本日、団員表彰を受賞された皆様におかれましては、これまでのご功労やご功績に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後とも、より一層のご協力を賜りますようお願いいたします。

さて、近年、全国各地で異常気象などにより、地域住民の生命、財産を脅かす災害が多数発生しております。
記憶に新しいところでは、昨年7月に発生した九州北部豪雨、福岡県朝倉市や大分県日田市などで24時間降水量が観測史上1位の値を更新するなど、これまでの観測記録を更新する大雨によって、死者40名の人的被害や多くの家屋の全半壊、床上浸水など甚大な被害が発生し、改めて自然災害の恐ろしさを痛感しました。
幸いにも当町におきましては、近年大きな自然災害による被害はありませんが、今後30年以内に80パーセント以上の確率で発生すると言われている東南海トラフ地震は、まさに、いつ起きてもおかしくない状況にあります。

言うまでもなく、災害から命を守り、被害を最小限に食い止めるためには、自助、共助、公助が一体となって、地域の防災力を向上させることが重要でありますが、その要となるのが消防団の存在であります。
平成28年に発生し、多くの家屋が倒壊するなど甚大な被害がもたらされた熊本地震では、発災直後の消火活動や避難誘導、倒壊家屋に閉じ込められた住民の救助活動はもとより、その後も避難所運営や地域の見回りなど、きめ細かな対応を行い献身的に活動された功績は、大きな動員力を有する消防団の重要性が再認識されたところであります。当町においても、団員の皆様には、これまで同様、迅速で正確な対応がとれるよう訓練に励み、地域に安心感を与えられるよう、日々その責務を遂行されることを期待しております。

町においては、常備消防や各地区の自主防災会と連携を図りながら、防災訓練の実施や防災資機材の整備などを支援し、消防団及び自主防災組織の一層の活性化に向け努めてまいりますので、引き続きご理解を賜りますようお願い申し上げます。

また、全国的に社会環境の変化などにより、消防団員の確保が困難な時期と言われており、当町においても少子高齢化による若年層の減少、就業構造の変化により団員の減少傾向が続いております。町としましては、地域の要として活動する消防団員は1人でも多く必要であり、そのためには団員が活動しやすい環境の整備と処遇の改善を図ることが地域防災の底上げになるものと考え、今後、全国の効果的な事例を参考にしながら、より良い方向に進むよう検討して参りたいと思っております。

消防団員におかれましては、本日の出初式を契機に決意を新たにし、諸田団長を中心として、より一層、町民の負託に応えていただきますようお願いいたします。

結びに、川根本町消防団並びに本日ご臨席の皆様方のご健勝、ご活躍を心からご祈念申し上げ、式辞といたします。

川根本町長 鈴木 敏夫

2017年11月11日【未来の学びフォーラムin川根本町における町長あいさつ】

本日は、公私ともお忙しい中、『未来の学びフォーラム in 川根本町』にご参加いただきありがとうございます。

平成27年12月、国や県のご支援をいただき高度情報基盤が完成しました。この恵まれた通信環境を「まちづくり」「人づくり」に生かすために、今年5月から町立小中学校6校の全教室、体育館、グラウンド、すべてのエリアのWi-Fi化を進め、9月から1人1台タブレットによるICT教育を開始しました。

また、2020年度から小学校授業で必修化されるプログラミング学習にも先行的に取り組むこととしており、本日は、小学校におけるプログラミング教育の分野では第一人者でおられます松田 孝先生を、講師としてお迎えしています。本日、この会場から、川根本町の新たなプログラミング教育が始まります。

いずれにしましても、取り組み当初の段階であり、内容的には皆様方にご満足いただけないところもあるかと思いますが、静岡県での先行モデルとなれるよう試行錯誤しながら進めてまいりたいと思います。

また、今年4月、町内にサテライトオフィスを開所したゾーホージャパン株式会社様のご協力をいただき、本日はWEB会議システムを利用して、社内の教育機関ZOHO Universityとの遠隔コミュニケーションを行います。ZOHO Universityの生徒と川根高校生との英語によるディスカッションをお楽しみいただくとともに、今後の展開に期待しているところです。

さらには、本日のフォーラム開催にあたり、教育分野の情報化を進める総務省の皆様から力強いサポートをいただきました。

また、昨年12月にIT人材の育成を目的とし包括連携協定を締結しました「株式会社ベネッセ コーポレーション様」「京セラコミュニケーションシステム株式会社様」「東海ブロードバンドサービス株式会社様」に協賛していただき、本日、このようなフォーラムを開催することができました。

来年度には、第2回「未来の学びフォーラム」として、さらに充実したICT教育をお見せすることができると確信しております。

最後になりますが、ご支援いただいた皆様方に、この場をお借りしてお礼申し上げるとともに、この会場にお越しいただいております皆様方に、今後ともご支援いただきますようお願い申し上げ、開催にあたってのあいさつとさせていただきます。

川根本町長 鈴木 敏夫

2017年10月16日 川根本町長就任式 町長訓示

昨日から寸又峡で和紙のあかり展が始まりました。本来ですとそれで公務が全て終わりとなり、その後はのんびりできたと思いながら時間を過ごしました。

今日は2期目の就任式ということで、これからまた4年間、皆様とまちづくりのお手伝いさせていただくということ、非常に重要な時期を迎えていると思っています。当然責任も重大であるし、これまで職員の皆さんに大変ご迷惑をお掛けした全てのことが、具体的に進行していくという中で、職員の思いも町民の思いも一つにして対応していかなければならないと考えています。

ここまでの4年間を振り返りますと、皆様には就任当初から、私自身の行動によってご迷惑をお掛けしたことも多々あったと思いますが、皆様も我慢して一生懸命ついてきていただき、より具体的に色々な施策が実現したと感じています。

見方によっては、劇的に川根本町が変わったという方もいますし、まだまだ足りないよと言う方もいらっしゃいます。確かに全ての皆さんに満足の行く形の行政を取ったかというとそこまではいかなかったかもしれませんが、より多くの皆さんに注目をされる町になったと考えています。これはひとえに私1人の力ではなく、職員並びに町民の皆さんの温かいご支援があったからだと感じなければならないと思っています。

もう一つ、ただ今衆議院議員選挙の最中ですが、地元に関わり合いのある多くの国会議員並びに県議会議員の皆さんが川根本町のために、色々な形で陰に陽に応援していただいたということ、これも大きな支えになっていたことは間違いありません。

このように今、川根本町はあらゆる面で注目されていますが、その中の一つに「お達者度」が非常に高いということがあります。これはまだ分析できていませんが、お茶の効果が相当あるだろうと言われています。しかしながら、お茶だけかと考えますと、まだまだ色々な要素が重なり合っているのではないかと痛感しています。このようにこの町に住んでみて、素晴らしい町だということは徐々にではありますが実感として湧いてきている面がたくさんあります。

また、川根高校の存続の問題につきましても、多くの皆様のご指導の結果、来年からは県外からも募集を始める形になり、やはり基本的に、町内に高等学校と診療所、特養老人ホームは最低限なければならない施設であると考える中では、具体的に固まってきていると感じています。

これから皆様方には、色々な立場で対応していただく事になろうかと思います。もう一つ大事なことは職員の幹部の皆さんが地域に帰った時には区民になり、町民になります。その時にもっともっとリーダー的な力を発揮していただきたいと。もう一つは伝統文化、それぞれの地区にございます。これらも町の職員として、関わり合いをもっともっと持っていただければ、より町民からも信頼され、色々な相談に乗ってあげられることになろうかと思います。

まだまだ話ししたいことはございます。4年間の任期ではありますが、これからの2年間の内にある程度の方向性を見いだしていきたいと思っています。どうか皆様方には、今までどおりのご協力を申し上げまして2期目の就任のあいさつに代えさせていただきます。

いずれにしても、健康には十分留意して、頑張っていただく事だけはお願いしておきたいと思います。どうかよろしくお願いします。

川根本町長 鈴木 敏夫

2017年7月【青部トンネル貫通式における町長祝辞】

本日ここに、国道362号青部トンネル工事の貫通式が挙行されますこと、誠におめでとうございます。心よりお祝いとお慶びを申し上げますとともに、貫通までご協力をいただきました地元青部区、藤川区をはじめ、関係の皆様に深く感謝を申し上げます。川根本町民が合併時から待ち焦がれておりました、この青部トンネルの貫通により、青部バイパスの全線供用開始がいよいよ間近なものになり、今後町内の結びつきがさらに強まり、旧中川根町と旧本川根町が、ようやく一つになれるものと強く感じておるところです。

町内を縦断する国道362号は、町民の生活はもとより、産業・観光・文化などを支える重要な幹線道路であります。しかしながら、元藤川と崎平の間は、車のすれ違いが困難な狭隘箇所が連続していることから、行楽シーズンなどには渋滞が発生するなど、交通の難所となっておりました。本日の青部トンネルの貫通、その後の青部バイパスの全線完成、供用開始により、渋滞解消のみならず、災害時における安全で安心な道路確保といった面からも多いに期待しているところです。

さて、この青部トンネル工事につきましては、昨年10月3日の起工式以来、無事本日を迎えられました。この工事に当たられました鴻池・梶山特定建設工事共同企業体、島田土木事務所をはじめ、工事関係者の責任感と卓越した技術力に改めて敬意を表する次第であります。

また、地元選出国会議員、県議会議員の皆様には、多大なるご支援とご尽力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

終わりに、一日も早く青部バイパス全線供用の日を迎えることができますことを祈念いたしますとともに、川根本町道路整備のため、今後とも一層のお力添をお願い申し上げまして、お祝いとお礼のことばとさせていただきます。

川根本町長 鈴木 敏夫

2017年4月【平成29年度 年度始めの式 職員に対する町長訓示要旨】

町長に就任してから3年半が経過しましたが、これまで多くの職員の皆さんにお力添えをいただいた。今年からの1から2年間が非常に大事な期間となるという思いから、今回機構改革を実施しました。また、今後大きな事業を展開していく中で各課の連携が不可欠となることから、政策専門官という役職を設置しました。

職員の皆さんにおいては、健康管理に十分に気をつけるとともに、規律・礼節・時間厳守の3原則に努めていただきたい。

また本日、新規採用職員から町のために頑張るとの宣誓がありましたが、すべての職員の皆さんについても初心に返り、これからも、ともに頑張っていきましょう。

川根本町長 鈴木 敏夫

2017年1月1日【新年を迎えて】

町民の皆さまには、希望と輝きに満ちた新年を迎え、健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。平素は、町政全般にわたり温かいご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

これまで、「心がふれあう感動のまちづくり」を町政運営の軸として、「安心して住めるまちづくり」「農林業が元気で豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」「交流とふれあいのまちづくり」という3本柱のもと、協働・連携により持続的に発展するまちづくりを進めてまいりました。町民の皆さまの積極的な参画に感謝申し上げます。

昨年3月には、徳山地区に若者交流センター「奥流」が完成しました。現在、町外からやってきた約20人が共同生活を送り、川根高校へ通学しています。また同施設では、高校生を対象とした学習会や小中高生がプログラミングを学ぶITキャンプが開催されるなど、若者が切磋琢磨する拠点として大いに活用されています。

10月には、国道362号青部バイパスにおける新トンネルの起工式が挙行されました。周辺区間は道幅が狭く、長らく日常生活の不便や観光シーズンの渋滞を引き起こしていますが、いよいよ平成30年の3月には青部バイパスの全区間が開通します。この道路が、町民の経済活動や安心安全な暮らしを支え、本町が一体化していくための一助となることを確信しているところです。

さて、本年4月から始まる平成29年度は、「第2次総合計画」の初年度となります。総合計画は、「将来のこの町をどのようなまちにしていくのか」を取りまとめた、まちづくりの最も基本となる計画です。平成29年度は、この計画に基づいてこの町をより良くしていくための「元年」でもあります。

具体例としては、計画の中に「産業の振興」という大きな柱がありますが、それを具現化させる施策として、桑野山貯木場を林業振興のための活動拠点となるような活用方法を本格的に検討していきます。

また、町内における新たな雇用創出を目指す試みのひとつとして、都市部に所在する企業の出先事務所となる「サテライトオフィス」の誘致を進めて参りました。その結果、昨年11月より、小長井地区にてIT企業によるサテライトオフィスの実証実験が始まりました。今後は地元からも従業員を採用し、本年2月をめどに業務を本格稼働させるとのことで、将来的に多様な働き方が可能となることを大いに期待しています。

そして、こうしたIT企業に本町を選んでいただいた理由のひとつとして、町内全域に高度情報基盤が整備されていることがあります。本年は、住民生活の向上のためにこの情報通信網をさらに活用していけるよう、昨年12月にITおよび教育分野で実績のある企業と締結した4者協定に基づき、各種連携事業に取り組んでいく方針です。

本年3月には、土砂崩れの影響で長らく運休していた、南アルプスあぷとラインの接阻峡温泉・井川間の運転再開が予定されています。これを機に、ともに南アルプスの恩恵を受ける井川地区とも連携を深めながら、奥大井地域の観光振興へとつなげていきたいと考えています。

最後になりましたが、引き続き、町民の皆さまのご協力と参画・協働をお願いしますとともに、平成29年が皆さまにとって、希望に満ち飛躍する1年でありますことをご祈念申し上げ、新春のごあいさつといたします。

平成29年元旦

川根本町長 鈴木敏夫

2016年4月【平成28年度 年度始めの式 職員に対する町長訓示要旨】

 平成28年度がいよいよ始まりました。
 本町は静岡市・浜松市の政令指定都市と島田市に隣接しており、それぞれの近隣自治体同士での地域間競争が激しいという状況を認識しなければなりません。
 町長就任以来、規律・礼節・時間厳守の3原則と健康管理に十分に気をつけるよう申し上げてきました。

 大変厳しい状況での船出ではあるが、世のため人のため、町民のために頑張るという覚悟で、力を合わせて頑張っていきましょう。

川根本町長 鈴木 敏夫

2016年1月1日【新年を迎えて】

町民の皆さまには、希望と輝きに満ちた新年を迎え、健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。平素は、町政全般にわたり温かいご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
これまで、「心がふれあう感動のまちづくり」を町政運営の軸として、「安心して住めるまちづくり」、「農林業が元気で豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」、「交流とふれあいのまちづくり」という3本柱のもと、協働・連携により持続的に発展するまちづくりを進めてまいりました。町民の皆さまの積極的な参画に感謝申し上げます。
昨年は町制施行(合併)10周年を迎え、9月13日には10周年記念式典を盛大に挙行させていただきました。本町の地方創生元年として位置づけ、さらなる躍進ならびに皆さまと次の10年を共に歩んでいくことをお誓いいたしました。
10月には、「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。人口が少なくても素晴らしい地域資源を持つ自治体と地域が、自らの地域に誇りを持ち、地域の活性化と自立を住民自らの手で推進し、将来にわたり美しい地域づくりを進めていく理念に基づき、本町も取り組んでまいります。また、県内初の取り組みとなる森林再生と地域活性化の両立を目指す「木の駅かわね」もスタートし、今後の活動に期待をしております。
12月には新町建設計画の主要プロジェクトの一つ、「高度情報基盤」の主要整備が完成し、悲願でもあった都市部や町内地域間での情報通信格差が解消されました。今後は整備した情報基盤を最大限活用し、平成28年度予算においては、近年多発する異常気象に対応する防災分野での活用、利用者の利便性向上を図る無料ワイファイスポットや観光ポータルの運用などについて具体的な予算措置を行い、議会にお諮りしていく準備を進めております。
本年は、昨年策定した「川根本町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、地方創生の取り組みを加速させてまいります。特に、高度情報基盤を活用した交流人口の拡大やICT関連事業はもちろんのこと、徳山区に本年3月完成予定の若者交流センター「奥流」においては町内外の若者交流促進や地域交流の拠点としての活用を図ってまいります。また、人口減少の克服を目指し、移住・定住促進のため、特色ある学校教育の充実や子育て、就農、起業・開業などの支援を充実させてまいります。道路関係では、国道362号青部バイパスのトンネル工事の着手に合わせ起工式が予定されており、安心して暮らせる生活環境の整備に努めてまいります。
最後になりましたが、引き続き、町民の皆さまのご協力と参画・協働をお願いしますとともに、平成28年が皆さまにとって、希望に満ち飛躍する一年でありますことをご祈念申し上げ、新春のごあいさつといたします。

平成28年元日

川根本町長 鈴木 敏夫

2015年10月【「日本で最も美しい村」連合加盟決定】

川根本町長 鈴木 敏夫

2015年9月20日【町制施行10周年を迎えて】

川根本町長 鈴木 敏夫

2015年4月【平成27年度 年度始めの式 町長訓示】

新しい年度を迎え、職員の皆さんはそれぞれの思いがあるかと思います。そのような中で、本日、新しく入庁した11名のほか、人事異動に伴い多くの職員に辞令交付をしました。
4月1日新年度の始まりは、職員の皆さんが新規採用職員と同じような気持ちを持って職務に励む決意を新たにする、言い方を変えれば「初心にかえる日」という位置づけであるといえます。
私が旧本川根町の町議会議員に当選してから40年近く経ちます。世の中は大きく変わったと感じておりますが、「この町を良くしよう、町民の皆さんのために一生懸命やっていこう」という私自身の気持ちは何ひとつ変わっていません。これからも、職員の皆さんと力をあわせてこの町をより良い町にしていきたいという気持ちでいっぱいです。
ご存じのとおり、今、この町は大きな変革の時期を迎えています。職員の皆さんが抱く職務への崇高な思いを達成していくために私どもも尽力しますが、まず町民の皆さんからご協力を得ることが不可欠で、町民の皆さんと同じ目線で対応をしていくことも必要だと思っております。そこで以前から申し上げていますが、職員の皆さんには規律・礼節・時間厳守の3原則だけは守っていただきたいと思います。まずは大きな声でのあいさつを励行していただくようお願いします。
いずれにしましても、この新年度の始まりに初心にかえり、各課で課題を十分に吟味しながら対応すること、それから体調管理にはそれぞれ十分に配慮していただくよう、重ねてお願いします。

川根本町長 鈴木 敏夫

2015年3月【平成27年度当初予算編成について】

川根本町平成27年度当初予算の一般会計は、64億6100万円と前年度と比べ12億3400万円、率にして16.0%の大幅な減額となりました。
国保事業など6つの特別会計を合わせた総額は、92億5290万円と前年度と比べ11億9380万円、率にして11.4%の減額となりました。
平成27年度は、平成26年度に着手した高度情報基盤整備事業の本格的な運用及び利活用、従来の住民の生活環境の向上に加え、地域経済活性化のための施策の展開や、ユネスコエコパーク推進などにより、多彩な地域資源を生かし、人と自然の共生を目指した地域間交流の促進を重点に置き予算を編成しました。
主な柱として、

  • 自然災害等に備えた防災対策、人口減少・少子高齢化に対応し、町民が健康で明るく過ごすための保健、医療、福祉、教育の充実による
    「安心して住めるまちづくり」
  • 農林業の振興、農林業と商工観光業の連携による地域活性化・6次産業化、町民の財産である歴史的資産、豊富な自然資源を生かした施策の展開による
    「農林業・商工観光業が元気で、豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」
  • 南アルプスユネスコエコパーク推進や大井川鐵道の「きかんしゃトーマス号」運行などによる誘客対策の実施や地域間交流の促進、人づくり・魅力づくり・活力づくり活動への支援による
    「交流とふれあいのまちづくり」

を目指します。

川根本町長 鈴木 敏夫

2015年1月1日【新年を迎えて】

町民の皆さまには、希望と輝きに満ちた新年を迎え、お健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。平素は、町政全般にわたり温かいご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
町長就任来、「心がふれあう感動のまちづくり」を町政運営の柱に掲げ、さまざまな施策の実現に取り組んでいます。特に3つの柱として推進している「安心して住めるまちづくり」「農林業が元気で、豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」「交流とふれあいのまちづくり」については、川根本町らしい一体感のあるまちづくりが推進できているとあらゆる場面で実感をさせていただいております。町民の皆さまの積極的なまちづくりへの参画に感謝申し上げます。
昨年は6月に南アルプスユネスコエコパークの登録が決定し、新たに世界に誇れる宝が誕生するという大変うれしい出来事がありました。登録をスタートと捉え、南アルプスからの恩恵に感謝し、エコツーリズムの拡充や環境教育の推進、環境に配慮した農業などをより一層進めてまいります。
また、昨年7月には期間限定で大井川鐵道の「きかんしゃトーマス号」の運行が始まりました。国内外で大きな反響があり、リアルトーマスの集客力に大変驚かされました。本年の運行も決定していますので、地域の活性化対策を考えていきます。
住民サービスの向上を目的に重点的に取り組んでおります高度情報基盤整備につきましても、4月から順次サービスを開始いたします。悲願でもあった情報格差が解消され、これからはこの町に合った情報通信技術の利活用を検討していきます。
昨年11月には、「しずおか食セレクション」に川根本町ゆずが認定されるという喜ばしいニュースもありました。これは、平成22年度認定の本町が誇る絶品の茶葉・天空の茶産地「川根奥光」に続く2商品目の認定で、地場産品の活性化と生産者の皆さんの自信とやりがいにさらにつながるものと信じております。
そして、本年9月には川根本町が誕生して10年を迎えます。皆さまとともに生誕10周年をお祝いするとともに、本町の輝かしい未来に向け、さらなる飛躍を目指したいと思います。
最後になりましたが、町民の皆さまのご協力と参画・協働をお願いしますとともに、本年が羊のごとく穏やかに幸せに満ちた一年でありますことをご祈念申し上げ、新春のごあいさつといたします。

平成27年元日

川根本町長 鈴木 敏夫

2014年6月12日【南アルプスユネスコエコパーク登録決定を受けて】

このたび、川根本町全域を含む3県10市町村に及ぶ南アルプスエリアのユネスコエコパークへの登録が決定されたことは、本町としても、非常に喜ばしく、感謝の念に堪えません。
また、これまで、努力を重ねてきた9市町村の皆様に深く感謝するとともに、ご支援を賜りました文部科学省、環境省、林野庁、静岡県等の関係諸団体の皆様をはじめとする多くの関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
本町が掲げる「水と森の番人が創る癒しの里」の姿は、ユネスコエコパークの理念である「自然と人間社会の共生」と一致しています。今回の決定は、本町の豊かな自然と我々の暮らし、歴史・文化を大切に守りながら共存して持続的発展を目指す取り組みが世界に認められたと捉えています。
この登録をスタートとして、自然を活かしたエコツーリズムの拡充や環境教育の推進、環境に配慮した農業などをより一層進め、町民の皆様とともに、世界が認めたエコパークから、世界に誇るエコパークへとさらなるステップアップを進めてまいります。

川根本町長 鈴木 敏夫

2014年4月1日【年度初めの式・職員に対する町長の訓示】

本日、新しく採用された職員を迎えましたが、昨日をもって退職された皆さんの思いを引き継いでいかなければと思っています。
川根本町にとって、平成26年度は大きな節目となります。町には情報基盤整備・大井川鐵道の存続・地域産業の振興など大きな課題が山積しており、それを職員と執行部それぞれの立場でどのように対応していくか考える必要があります。
私が就任して半年が経過しましたが、職員の皆さんには難しいことは申し上げておりません。
規律・礼節・時間厳守の3原則を守ってください。それだけです。
遠慮はいりません。思いっきり職務に励んでください。それが、町民の皆さんのためになると思っております。
いずれにしても体調管理には十分気をつけて、健康の維持に努めてください。
共に頑張りましょう。私どもも精いっぱい頑張ります。

川根本町長 鈴木 敏夫

平成26年川根本町議会第1回定例会(2014年3月4日)

平成26年度施政方針

一昨年12月の衆議院議員総選挙後に誕生した安倍政権によるデフレ脱却に向けた経済政策が平成24年度から今年度にかけて推し進められており、その効果が少しずつ見え始めている状況にあります。また、昨年7月の参議院議員選挙により政権与党が過半数の議席を占めたことにより国会のねじれ状態が解消され、安定した政権の下で継続した経済政策が進められることにより、今後も緩やかな景気回復が続くとみられています。
さらには、2020年の東京オリンピック開催が決定したことが、今後の景気回復を大きく後押しすることが期待されるなど、長く続いた景気の低迷、デフレ脱却に向けて、好条件が揃ってきた状況であります。
しかし、本年4月に消費税率が8パーセントに引き上げられることによる消費の低迷も危惧されており、また、欧州経済やアメリカ経済などの不安定要素も存在することから、引き続き国政や世界経済の動向を注視していく必要があります。
合併以降、持続可能な行政運営を目指し、町の歳入規模や将来を見据えた緊縮予算の編成・執行と、平成18年10月に策定した川根本町行政改革大綱に基づく実施計画「集中改革プラン」の推進に努めてまいりました。また、国の経済対策などによる投資的施策の展開により、平成24年度の一般会計決算では歳入65億円、歳出58億円と大きな予算規模となりました。しかし、財政構造の硬直度を示す指標である経常収支比率は86.4%と依然として高く、茶業などの地場産業の停滞や観光業の衰退などによる景気の低迷などにより町税収入の増額が見込めない状況を踏まえると、引き続き厳しい財政状況であることは変わりなく、国・県補助金及び地方交付税等の財源への依存は不可欠であります。
このような中、住民生活に最も身近な公共団体である町の行財政運営への関心はもとより、予想される東海地震や河川洪水の予防・安全対策への町民の関心が高まっており、安心して暮らせる生活環境整備が重点課題となっています。しかしながら、限られた財源、人材で町民のニーズに応えていくためには、継続的な施策の見直しが必要であります。
これらのことを踏まえ、今後予定されている普通交付税の減額などの町財政状況を充分認識し、事務事業評価を通した積極的な事業の見直しによる行政全般にわたる改革を目指してまいります。
第1次川根本町総合計画後期基本計画を踏まえ、本町の将来像である「水と森の番人が創る癒しの里 川根本町~豊かな自然、お茶と温泉に彩られた、だれもが安心して暮らせるふるさと~」の実現、「水と森の番人 川根本町木使いプラン」や各種実施計画などによる地域の特長を生かした事業の推進に向けて積極的に取り組む方針です。
川根本町平成26年度当初予算の一般会計は、76億9,500万円と前年度と比べ17億2,300万円、率にして28.9パーセントの大幅な増額となりました。
国保事業など6つの特別会計を合わせた総額は、104億4,670万円と前年度と比べ19億3,470万円、率にして22.7パーセントの増額となりました。
平成26年度は、高度情報基盤整備事業に着手するとともに、従来の住民の生活環境の向上に加え、地域経済活性化のための施策の展開や、ユネスコエコパーク登録などにより、多彩な地域資源を生かし、人間と自然の共生を目指した地域間交流の促進を重点に置き予算を編成しました。
主な柱として、自然災害等に備えた防災対策、人口減少・少子高齢化に対応し、町民が健康で明るく過ごすための保健、医療、福祉、教育の充実による「安心して住めるまちづくり」、農林業の振興、農林業と商工観光業の連携による地域活性化・6次産業化、町民の財産である歴史的資産、豊富な自然資源を生かした施策の展開による「農林業が元気で、豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」、誘客対策の実施による地域間交流の促進や人づくり・魅力づくり・活力づくり活動への支援による「交流とふれあいのまちづくり」を目指します。

川根本町長 鈴木 敏夫

2014年1月1日【町長新年のご挨拶】

あけましておめでとうございます。

新年を迎えて

町民の皆さまには、希望と輝きに満ちた新年を迎え、お健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。平素は、町政全般にわたり温かいご支援、ご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
昨年の10月の町長選挙において、多くの町民の皆さまからのご信託をいただき、町長に就任することができ、新たな年を迎えました。

視野を全国に広げますと、東日本大震災から千日を経過した今、復興の足音が少しずつではありますが聞こえています。地域の再生という大きな課題に向けて日本中が一体となり、早期復興を目指しています。改めて人間の強さや人と人との絆を再確認いたしました。
また、日本を取り巻く自然環境は天候の変動が激しく、新茶摘採前の凍害や記録的猛暑、局地的豪雨、竜巻などの異常気象が県内でも目立ちました。

一方、明るいニュースも多くありました。5月に、本町も構成地域として含まれている「静岡の茶草場農法」が世界農業遺産として認定され、6月には富士山が世界遺産に登録されました。
全国茶品評会において、相藤令治さんが異常気象による凍害などを克服して、普通煎茶4キロで一等2席を獲得したのをはじめ、町ぐるみで良質のお茶づくりに取り組んだ結果、2年ぶり14回目の産地賞を獲得し、産地の力を内外に証明することができました。改めて関係者の皆さまの努力に敬意を表します。
9月には南アルプス国立公園とその周辺が、「ユネスコエコパーク」の登録地として国内推薦されることが決定しました。本町が有する本州で唯一の原生自然環境保全地域をはじめとする雄大な自然の利活用と後世に保全していく取り組みを登録に向け加速させたいと考えております。

さて、就任して数カ月が経過し、町内のさまざまな場面で問題が山積していることを痛感しております。このような状況を打破し、「心がふれあう感動のまちづくり」を町政運営の柱に掲げ、「安心して住めるまちづくり」「農林業が元気で、豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」「交流とふれあいのまちづくり」の3つの基本姿勢で町民参画を図りながら進めてまいります。この町の主役は町民の皆さまです。皆さまの笑顔と活力があふれ、川根本町のことを誇りに思っていただけるよう尽力してまいります。

最後になりましたが、町民の皆さまのご協力と参画・協働をお願いいたしますとともに、午年の馬のごとく躍動感あふれる「希望の年」となり本年が幸せに満ちた一年でありますことをご祈念申し上げ、新春のごあいさつといたします。

川根本町長 鈴木 敏夫

2013年12月2日【町長メッセージ】新たなまちづくりへの決意

町の現状とこれからの展望

このたび新たに川根本町長に就任した鈴木敏夫でございます。これからの4年間、町が抱える多くの課題を解決するとともに、さらなる発展のために尽くしていきます。

町長に就任して1か月以上が経過しましたが、町内のさまざまな場面で問題が山積していることを痛感しています。主要産業である茶業は、需要が伸び悩む中で茶価が低下するなど大変厳しい状況にあります。商工業でも、長く続いた景気の低迷から抜け出そうと悪戦苦闘が続いています。また少子高齢化や過疎化により、町そのものの活力が失われるのではと危惧されています。このような状況を何とか打破していかなければなりません。

一方で、町にとっては好材料となる出来事も多くありました。8月に行われた第67回全国茶品評会では、本町が2年ぶりに産地賞を獲得し、茶産地としての力を証明しました。5月には本町も構成地域に含まれている「静岡の茶草場農法」が世界農業遺産に認定され、川根茶の新たな付加価値としての活用が期待されます。また、9月には南アルプス国立公園とその周辺が、ユネスコエコパークの登録地として国内推薦されることが決定しました。これらの出来事は、地域経済が好転する機会となりうると同時に、町民の皆さんにとっても、地域の魅力を再発見しふるさとに対する誇りを築き上げるための一助となるものと考えています。当然、こうした地域の特長を生かした施策を実施していくことが必要です。

「心がふれあう感動のまちづくり」を目指します

私はこの4年間の任期を通して、「心がふれあう感動のまちづくり」を推進していきます。そのために、特に以下の3事項については積極的に進めていきたいと考えています。

まず1つ目は「安心して住めるまちづくり」です。自然災害に備えた防災対策、人口減少・少子高齢化に対応し、町民が健康で明るく過ごすための保健・医療・福祉・教育施策の充実をはかります。
2つ目は「農林業が元気で、豊かな経験・自然を生かしたまちづくり」です。農林業の振興や農林業と商工観光業の連携による地域活性化・6次産業化のほか、町民全体の財産である歴史的資産や豊富な自然資源を生かした施策を展開します。
3つ目は「交流とふれあいのまちづくり」です。誘客対策の実施による地域間交流の促進や人づくり・魅力づくり・活力づくり活動への支援を行っていきたいと考えています。

皆さんの声をお聞かせください

川根本町は小さい町です。しかし、これは何かを推し進めていくとき小回りが利きやすい町だともいえるでしょう。また、町民の皆さんに積極的に町政に参加していただくことで、よりよいまちづくりが推進できるものと信じています。そこで、まずは私自身が町民の皆さんの聞き手になり、皆さんがそれぞれ抱いている思いをお伺いしていきたいと考えています。そしてお聞かせいただいた皆さんの声は、できる限り町政に反映できるよう努めます。

町民の皆さんの笑顔と活力があふれ、一人一人がこの町のことを誇りに思う。そんな「心がふれあう感動のまちづくり」の実現に向け、尽力していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

川根本町長 鈴木 敏夫

2013年10月21日 平成25年第1回臨時議会 町長あいさつ

町長になり今日で6日経ちましたがいろいろな場面を見ると、やはり問題が山積していることを痛感しています。

「地方の時代」と言われて久しいですが、なかなか地方へは効果が出ていないのが現状です。今、特に「アベノミクス」という大変な風が吹いていますが、なかなか実感がわかないと感じています。

問題山積の中で、未来の川根本町をつくるためには、行政と議会が両輪となり力を合わせてまちづくりをする必要があります。
私は8年間というブランクがございます。ブランクを埋めるために猛勉強し、現状を把握することを最優先でやっていきたい、そしてこれからの未来のことを共に考えていきたいと思っています。

小さな自治体ではあるがゆえ小回りを利かせ、皆様と一緒になって、一生懸命、町民のために頑張ることを決意します。
これからも皆様方にはさまざまな立場でお世話になります。よろしくお願いします。

2013年10月16日 川根本町長就任式 町長訓示

皆さんおはようございます。今日から川根本町の町長に就任いたしました鈴木敏夫です。

8年前に職務執行者という立場で一か月ほど町長室へお邪魔したことがありますが、まさかこのような形で同じ席へ座るとは予想もしておりませんでした。今、皆さんはあまり感じないかもしれませんが町民の間には大変な不安と不満が充満しています。残り少ない私の人生かもしれませんが、最後のご奉公として、この町を一体化し行政を前に進めたいという思いからこのような立場になりました。

以前から申し上げているとおり、役場の職員は病院でいうと、ある意味ドクターであったりまたは看護師であったり保健師であったり、町民から見ますと大変安心する存在であるということは間違いありません。職員が町民の皆さんと接触するだけで住民は安心するということを、常に念頭に置いていただきたい。
また、それぞれ職員が住んでいる各地域で、さまざまな行事があります。その時には積極的に職員が参加し地域の皆さんと交流してください。町民の皆さんがお持ちの考え方を職員が吸収して行政に反映し、町民の皆さんのところへかえす、というような思いで頑張っていただきたい。

職員には特に3つの原則だけは守っていただきたい。それは規律を守り、礼儀を重んじ、大切な時間を守る。規律・礼節・時間厳守です。これを守れば組織・団体はうまく運用ができると考えております。決して難しい話ではありません。ルールを守り、町民の皆さんと会った時には笑顔であいさつをし、そして大切な時間を守る。その3つだけは守っていただきたい。

職員の皆さんは、様々な希望・やる気をもって入庁し、これまで一生懸命やってきたことは承知していますが、今まで実現しなかった分野もあろうかと思います。川根本町は小さい町です。これは、小回りが利くということです。問題解決のためのさまざまな意見をどんどん私に挙げてください。
今後は、広く町民の思いを聞くための、地域での懇談会開催も実行したいと思っています。

役場職員の仕事は、町民の笑顔でかえってくる、そのような仕事です。自信と勇気を持って頑張っていただくことを特にお願いしたいと思います。

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